Quote 21 Feb 16 notes
次に彼はこう批判しています。
『改革前はどうだったのか?改革によって良い部分はなかったのか?改革を否定するなら、改革前の現状維持で良かったのか。この検証が全くない。改革だけを取り上げて、その影の部分をことさら強調する。
何もやらなくても良いなんてことはない。改革を否定する人は現状についてどう変えるのかの対案がない。改革をやればもちろん影の部分が出る。改革に影があるから、全てやるな!では、世は何も変わらない』

所謂「対案を出せ」バージョンですね
これに対しては観測霊さんのこのコメントで十分でしょう。

市長の政策を批判する人たちは「デメリットがある」と言っているのではなくて、「デメリットがでかすぎる」と言っているわけでして(当然その際の結論としては”現状維持の方がマシ”となります)、であるならそのデメリットを上回るメリットが提示できない時点で、政策のプレゼンテーションとしてだけ見てもいかがなものかと思います。

ちなみにこのTogetterについたブックマークで、個人的に秀逸だと思った(というかバカ受けしてしまった)のがこちら↓

(引用ここから)
agricola 八甲田山死の彷徨
A「冬山で濃霧に遭遇、視界はゼロだが俺はあっちに行く!!」B「周囲が見えないのに動き回るのは下策。ここから動かずに霧が晴れるのを待つべきでは?」A「反対するなら下山できる正しい方角を示せよ!!」的な何か。 2012/02/12 23 
(引用ここまで)

悲惨なのは、この場合Aが暴走して遭難する場合、強制的にBも巻き添えになる、と言う点でしょうか。更に言えば、Aはいつの間にかいなくなってる(もしくは自分だけヘリで脱出)可能性も大、なわけですが。


あと、村野瀬玲奈さんのこちらのエントリーが詳しいです。
「対案を出せ」論法の問題点
「対案を出せ」論法の問題点(2)
「対案を出せ」論法の問題点(3)

要するに、特に改革の必要性にせまられていないのに現状を悪くするような案を出してきたら、「そんなものはいらない。元に戻せ、引っ込めろ」で十分なのです。対案など出す必要はありません、だってすべきことは粗悪な案をだしてきた側が「原状回復」することなのですから。
こちらの要求が「原状回復」で十分なときに「対案を出せ」のパターンはいい加減やめましょう。
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